三宝院流地蔵院方（土巨方）の四度加行における口伝書『四度事鈔』のうち「十八道」の巻となります。 道快が師僧である覚雄の口決を中心にして初学者 のために抄したものであり、地蔵院流で修法をするためには必携の書です。 また内容の精密さから三宝院流憲深方でも重宝される口伝書です。 正統な仏教を甦らせるためにも必要不可欠な内容が盛りだくさん含まれています。 こちらは江戸期の本を元としているため訓点が異なる点があることをご了承ください。 Read more

頼瑜の『甲抄』と対をなす三宝院流の根本口決であり、極めて貴重な教舜による口決『口伝抄』、いわゆる『播抄』の書き下しです。教舜は頼瑜とともに憲深より三宝院流を受法しましたが、受法の途中で憲深が逝去したため全てを受法していないと言われています。しかしそれは諸尊法の伝授からの話で四度に関して教舜は憲深より余すことなく法を授かりました。また頼瑜と比較すると醍醐寺の法流を隈なく受法しており、頼瑜が伝えていない醍醐寺の大事なども教舜は承けています。そのため三宝院の中でも成賢より遍智院とその聖教および付法状を受け継ぐ最も正統な法流、地蔵院流（別名、土巨方、道教方など）で用いられる重書となります。写本は極めて少なく、また本により書き足しなどがあるため内容が一定していないなどの問題もありますが、三宝院流を知るためには欠くことのできない口決書です。合計１０冊ある大部の著作であり『甲抄』と合わせて読むことで、憲深の教えがどのようなものであったのかを知る手がかりとなります。また根本口決という性質上『甲抄』および『播抄』を超える口決はないと断言できます。そのため三宝院流の後継者は必ず読んでおかなくてはならない口決と言えます。なお本書は「十八道口伝鈔下巻」の書き下しとなりますので御注意ください。※写本により訓点などが異なるため他の本と内容が異なる場合があることをご了承ください。底本には江戸期の金剛峯寺の学僧の写本を用いましたが他の本と内容が異なる部分があります。売上の一部は各種慈善団体および学術研究機関への寄付に充てさせていただいております。 Read more

頼瑜の『甲抄』と対をなす三宝院流の根本口決であり、極めて貴重な教舜による口決『口伝抄』、いわゆる『播抄』の書き下しです。教舜は頼瑜とともに憲深より三宝院流を受法しましたが、受法の途中で憲深が逝去したため全てを受法していないと言われています。しかしそれは諸尊法の伝授からの話で四度に関して教舜は憲深より余すことなく法を授かりました。また頼瑜と比較すると醍醐寺の法流を隈なく受法しており、頼瑜が伝えていない醍醐寺の大事なども教舜は承けています。そのため三宝院の中でも成賢より遍智院とその聖教および付法状を受け継ぐ最も正統な法流、地蔵院流（別名、土巨方、道教方など）で用いられる重書となります。写本は極めて少なく、また本により書き足しなどがあるため内容が一定していないなどの問題もありますが、三宝院流を知るためには欠くことのできない口決書です。合計１０冊ある大部の著作であり『甲抄』と合わせて読むことで、憲深の教えがどのようなものであったのかを知る手がかりとなります。また根本口決という性質上『甲抄』および『播抄』を超える口決はないと断言できます。そのため三宝院流の後継者は必ず読んでおかなくてはならない口決と言えます。なお本書は「十八道口伝鈔上巻」の書き下しとなりますので御注意ください。※写本により訓点などが異なるため他の本と内容が異なる場合があることをご了承ください。底本には江戸期の金剛峯寺の学僧の写本を用いましたが他の本と内容が異なる部分があります。売上の一部は各種慈善団体および学術研究機関への寄付に充てさせていただいております。 Read more

室町時代の横浜の学僧、印融の記と伝えられる一座行法の口伝書です。 細やかな記述に印融の真摯な修行に対する態度を伺うことが出来ます。 密教の精髄を伝える真言宗の入門の修行、その四度加行に関する参考書としてお役立てください。 ※写本により訓点が異なる場合があることをご了承ください。 また売り上げの一部は各種慈善団体および学術機関への寄付とさせていただいております。 Read more

真言宗の正統な法流である新安祥寺流の開祖・浄厳の護身法に関する著作です。 護身法は真言宗の修行の中で基礎をなすものでありながら思想的部分については多く語られていません。 密教の深奥な教義に触れる名著の１冊です。 江戸時代の写本を元にしているため訓点が異なる場合がありますがご了承ください。 Read more

真言宗の根本道場である高野山で正式な僧侶となるために行われる四度加行次第です。 十八道念誦次第、金剛界念誦次第、胎蔵界念誦次第、不動法付護摩次第に加え、玄海が著した加行日記を付しています。 したがいまして、伝授を受けることですぐに修行できるようになっております。 また宥快和会本を元にした江戸期の写本をもととし、全て目次を付けて使用の便宜をはかっております。 何年にも及ぶ中院流の一流伝授でも使用に堪えるかと存じます。 梵字の真言は全てカタカナに置き換えて読みやすさを重視いたしました。 送り仮名等は原本の通りにカタカナとしております。 Read more

真言宗の最も正統な法流である新安祥寺流の流祖・浄厳による広略施餓鬼作法を書き下しいたしました。前半には印契や真言が詳しく記された施餓鬼作法（広）、後半には全ての印契を省略し金剛合掌にて修法する施餓鬼作法（略）が収録されています。施餓鬼作法の広次第には菩提場陀羅尼や千手千眼陀羅尼など５つの陀羅尼は本来儀軌には収録されていませんが、浄厳が陀羅尼の功徳を信じ、その功力を広く餓鬼にも施さんとする慈悲に基づいて加えられています。現代の四度加行では省略した施餓鬼作法を行うことが多く、ただ真言を唱えればいいという態度で、その意味が正しく伝えられていません。特に近年では明治時代以降に食事作法と施餓鬼作法が混濁された作法を四度加行中に行っており、その内実は食事作法でも餓鬼に供養し、その餓鬼などに施した残飯をさらに餓鬼に施すという矛盾を抱えています。また施餓鬼作法は四度加行中にだけ修すればいいものではなく、本来は真言宗の僧侶たるもの毎日行うべき修法です。近年まで老僧はこの伝統を正しく伝えていましたが、平成・令和に入ってから信心の希薄化からか廃れてしまった傾向にあります。現代の僧侶は寺院の経営、少しでも他人より楽をして生きること、法流に固執すること、他人より優れた者でありたいと下らないプライドを保ち、あるいは自分の欲を最大限に満たすことに躍起に成り、僧侶としての最も基本であり出発点である慈悲心を忘れてしまっているように思います。このような混迷を時代であるからこそ、餓鬼にも毎日食事を施す厚い慈悲心が僧侶には求められているのではないでしょうか。一人でも困っている人を助けたいという慈悲心を再び呼び起こし、それを育むために、本書が一助となれば幸いです。※江戸期の写本に基づいているため、他の本と訓点が異なる場合があることをご了承ください。売上の一部は各種慈善団体及び学術研究機関への寄付に充てさせて頂いております。 Read more

【内容紹介文】 時は2020年。 新型コロナウイルス、リモートワーク・・・ 今までの常識が覆る 大変革の時代において明かされる "ONE PIECE" "鬼滅の刃" あの人気作品の「秘密」 それは、誰しもが持っているものだった。 地位・名声に価値がある時代から 個性の分かち合いに 価値基準が移り変わる時代において あなたが「あなたであること」に自信を持てる 今まであるようでなかった 人生を変える一冊が今ここに。 【著者プロフィール】 つむぎ 1988年　福島県生まれ 山・川・田んぼに囲まれたTHE田舎で育つ 写真の決めポーズは、セーラームーンのセーラーマーキュリーが定番 漫画one-piece・名探偵コナン・犬夜叉など 漫画・アニメ・ゲームにのめりこむなか 姉が購入していたファッション誌をきっかけに 美容に目覚める 総合学科の高校にて、 同じ漫画・アニメが好きなクラスメイトのおかげでオタクを極める 2006年　高校在学中に美容専門学校に入学 国家資格美容師免許取得 2007年～某大手美容室でスタイリストとして勤務する中 長時間の拘束時間と年功序列の縦社会のルール 休みがない労働環境にできたことがないニキビに悩む 比較社会に違和感を感じていた頃、 統計学「数秘術」に出会う 2015年　もともと興味があった 美容整形を行う美容クリニックへ美容知識を極めるべく転職 周りは、美女だらけの職場で 自分自身と彼女たちを比較し劣等感を感じる毎日 トップカウンセラーになるも鬱になる一歩手前 クリニックを退職 数秘術を通して、自分を深く知る 容姿だけの優劣ではなく、 心の在り方の大切さを広げる活動を始める もともと好きだった漫画より、 活躍キャラと数字の共通点を発見！ アニメを題材にし、わかりやすく解説をしている。 Read more

またぞろ、半世紀ぶりに政治の季節がやってまいりました。いずれも、日本の戦後の運命を決すると思われる外交問題、つまり、日米安全保障条約（安保）をめぐって、最初は岸内閣でのいわゆる六十年安保、次いで佐藤内閣での七十年安保、そして今回は安倍内閣での、いわば戦後七十年安保とでも称したらよいのでしょうか、いずれも同じＤＮＡを共有する元長州出身者が政治の首班を務める時に生じた政治案件です。最初の首班は強大な反対勢力からの攻撃を受身でなんとか凌ぎ、次の首班は反撃して押さえ込み、そして今の首班は穏和しくなってしまった反対勢力を嗾けるように、積極的に攻撃を仕掛けています。 　私は、やがて八十歳になろうとする年金生活者です。六十年安保時には、ノンポリ学生として友人と二人でデモ隊を横目に国会に安保反対の請願署名に赴き、七十年安保時には、霞ヶ関に隣接するビルの窓から眼下に荒れ狂うデモ隊と機動隊の衝突を眺めながら、勤務する大企業で、立ち位置は変わらないのにいつの間にか全体が右傾化して自分が左翼と見做されるようになり、会社と労組本部双方を相手に、民主的な労働運動を進めていました。 その後、フランス国家資本の世界的化学会社の日本法人での法務部長職を勤め、更に、その後１３年間首都圏の私立大学及び法科大学院で教授として法律（専門は国際取引法・知的財産法）を講じ、そして現在では、東京を離れた山間地に住みながら、四十年前に書き上げ発表する機会を窺っていた小説を、この機会にインターネットを通じて閲覧に供することに致しました。 小説は、書名（タイトル）を『終わりの始まり』、副題（サブタイトル）を『虚構の中の演技』と名付ける長編（４００字詰め原稿用紙約１８００枚）で、当時の企業内での労働運動を、背景としての政治、更には心の問題でもある宗教（禅、プロテスタント、ウォッチタワー、大本教等）とも絡め、フランスの政治風土との対比も加えて纏めたものです。書名は当然のことながら今に至る逆コースの始まりが１９７０年の安保闘争の挫折にあることを意味しており、物語の出だしも『完』で始まり、終わりが『始め』で終わっています。また副題は、本音を隠して演技で処世しようとすると、作中に取り上げた三島由紀夫のように、演技がいつの間にか本音に置き換わり自決する結末になることを示しています。 私の経歴等は、ＹＡＨＯＯかＧＯＯＧＬＥで氏名を入力して検索されれば出て参ります。ホームページは、　http://www.homepage.omiki.comですのでご参照下さい。 もともと政治団体や宗教団体などとは、これまで一切の関係のないことをお断りしておきます。 作品は大部ですので、どうかごゆっくりお読みください。 ２０１５年夏 Read more

私は、幼いころより何故か不思議なことに、人には見えない小さい蝶のような妖精が見えたり、運転中誰もいないはずの後部席から、複数の女の人が楽しく笑っているのが聞こえたり、撮った写真に神様が、写っていたり、面白い事が度々起きていました。その都度、このような不思議な出来事はなぜ起こっているのか？よく分からないまま、それは点々と起こり、やがて線となり物語のように繋がっていきました。2020年4月からカタカムナを学び始め、この世は人間には見えない世界（潜象界）と、計測することのできる世界（現象界）の二重構造からできていること、物質世界（現象界）と、その背後にある潜象世界（潜象界）による宇宙の生命現象、万物は全て相似象であると知りました。そして、この潜象世界は、カタカムナの師　吉野信子先生から学んだ授業の中で、「起きている現象には繋がりがあり、全てに意味がある」ということ。「振動を受け取るのは自分であり、真心だけが現象化するのです。」と、仰っていたことと重なり、自分に起きているシンクロがなぜ起こっていたのかが、とても腑に落ちていきました。では、カタカムナとは何か？少し説明していきましょう。 Read more

こちらは西大寺流の「不動明王念誦次第」「黒符加持作法」「秘護身法作法」の延書となります。 「不動明王念誦次第」は基礎的部分は三宝院流と異ならないため特徴的な部分以外は省略した頸次第となっています。 十四根本印や十九布字観等、三宝院流では正統な弟子にのみ授けられる奥伝を西大寺流では四度加行で用います。 通常の不動明王を本尊とする修法よりも、より一層効力が強い修法の次第となっています。 「黒符加持作法」 または大神宮神符といいます。 霊気疫難や霊祟、疫病難産の諸病などに効験がある護符（お守り）を加持する作法です。 叡尊が伊勢神宮へ参詣した折に感得したもので、西大寺流のみが伝えています。 この護符によって叡尊は多くの衆生を救済したと言われています。 「秘護身法作法」 西大寺流のみが伝える強力な護身法の作法です。 第三重までの奥伝があり、西大寺流の正統後継者のみに伝えられていたものです。 通常の護身法とは観想が異なり、より一層身を堅く守ることができます。 全て江戸期の本を元にしているため訓点が異なる場合があることをご了承ください。 Read more

現代の勧修寺、随心院、泉涌寺、善通寺で行われる勧修寺流・随心院流の両流で用いられる四度次第のうち、四度加行で一番はじめに修行される「大聖不動明王念誦私記同護摩」の書き下し本です。 江戸期の写本に基づいているため訓点が異なる場合があることをご了承ください。 Read more

内容紹介 全世界を揺るがした「現代の神秘家」の半生、 混迷する世界への「愛と警告のメッセージ」 米国大手書店チェーン、バーンズ&ノーブル社 オンライン部門でベストセラー獲得! 世界は神に対して多くの疑問を持っています。 もし神から直接回答を得られるとしたら、答えを知りたいでしょうか? 異彩を放つ本作において、著者は自身がたどった驚くべき超自然の世界への旅を振り返ります。 そして自身が受けた、私たちの現代世界にとって 決定的に重大な意味を持つメッセージについて詳しく説明します。 ヴァスーラの経験によって、今日の切迫した疑問に対し、 また人類が有史以前から問いかけてきた質問に対しても、極めて重要な回答が提示されます。 この本は、あなたが読む本の中で最も刺激的な一冊となるでしょう。 内容（「BOOK」データベースより） 『天国は現実、しかし地獄も現実』は、ヴァスーラの驚くべき遍歴の物語。1985年11月のある日、それは始まった。以来、ヴァスーラは世界に真実を告げるという神が与えた使命へと進み出すことになる。ヴァスーラと神との対話は、全人類が善なる生き方に立ち帰るようにとの明確なメッセージをもたらす。それは私たちの世界に対して、時宜にかなった決定的に重要な意味を持つメッセージをもたらし、これまでに読んだことがないほどに刺激的な本の一つとなるだろう。この本は彼女の驚くべき遭遇の物語であり、この遭遇が私たち全員にとって何を意味するのかという物語である。それは神の愛と義、そして来たるべき出来事を垣間見せる。この本は強力な希望のメッセージであり、道に迷ってしまった人々、未だに生き方を探し求めている人々を眠りから目覚めさせるだろう。ヴァスーラ・リデンはギリシャ人の家族に産まれ、エジプトとスイスで育った。その後スウェーデン人男性と結婚し、夫の国際支援の仕事のために、20年以上に渡ってアジアやアフリカで海外赴任生活を送った。その人生は娯楽とテニス、絵を描くことに費やされ、ストレスの無い快適な生活を送っていた。1985年11月、このすべては劇的に変わる。神に仕えるために人生を捧げるようにと呼びかけた守護の天使の突然の出現によって、彼女の生活は正反対のものとなった。 著者について ヴァスーラ・リデン 1942年生まれ、夫と二人の息子をもつギリシャ人女性。 普通の主婦でありながらも「現代の最も偉大な神秘家の一人」として広く知られる。 子供のころから神秘的な体験があったが、教会にも行かなくなっていた 1985 年のある日、突然、守護の天使の出現を受ける。 清めを経て、三位一体の神の訪問を受け、 神ご自身からの世界への緊急の愛と警告のメッセージを伝えるように呼ばれる。 驚くべき内容のメッセージは瞬く間に全世界に広がり、嵐のような論争と迫害を乗り越えて、 世界中の人々、各教会の高位聖職者や国家指導者にまで到達し、支持を得る。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) リデン,ヴァスーラ 1942年生まれ。夫と二人の息子をもつギリシャ人。普通の主婦でありながら「現代の最も偉大な神秘家の一人」として広く知られる。才能のある画家として、またテニスプレーヤーとして世俗的生活を謳歌していた1985年のある日、突然守護の天使の出現を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) Read more

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高野山において修行される中院流の四度次第に関する宥快の口伝書となります。 本書には真言宗の四度加行に必要な、十八道、金剛界、胎蔵界、護摩の口伝が記されております。 これから実際に弟子を設けて四度加行をさせたい方には必携の書です。 また中院流の一流伝授を受けるにあたっての予習に最適です。 江戸期の写本を用いているので、訓点などが写本により異なっている場合があることをご了承ください。 Read more

中院流の十八道頸次第の現代語訳を行いました。印の作り方や真言の翻訳を収録しているので初心者でも容易に修行の意味を把握することができるでしょう。なお初心者でも分かるように浅略釈（表面的な教え）に基づいて現代語訳を行っています。深秘釈（正統後継者のみに明かされる教え）を習いたい方は明師に習うようにしてください。真言宗では「初地即極（しょちそくごく）」というように初心こそ悟りの全てであるといいます。本書がその理解の一助になれれば幸いです。※売上の一部は各種慈善団体及び学術研究機関への寄付に充てさせて頂いていることをご了承ください。 Read more

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聖天供では電熱コンロを使い、本堂は蛍光灯で煌々と照らされ、説法にマイクを用う。これが現代の密教の在り方である。一方で未だに紙の次第でなければならないという考えがある。密教の目的は三密加持による本尊との入我々入を得て即身成仏することにあり紙の次第に執着することが目的ではない。本堂で目が見えぬからと背中を丸めて次第を読むのであれば拡大ができる電子書籍を用いれば良い。端身正立と説かれるほど修法中の姿勢は大切である。次第を紛失してはならないからと旅先に次第を持参せず日夜の修法を怠るくらいならば電子書籍として持参し修法を怠らぬ方が良いのは言うまでもない。電子書籍の次第が許されない理由などなく、また電子書籍がいけないという考えに執着することを密教では捨てねばならぬ。密教において大切なことは何よりも修法であるのだから、いつでも三昧に入れる電子書籍の次第を用いない手はない。本書は会員の求めに応じて中院流に伝わる三十三尊法を師伝を元に編纂したものである。第一巻は一字金輪仏頂尊を本尊とする金輪法である。金輪法の行者は一由旬のあらゆる修行者の功徳を自らのものにするという。まさに速疾悉地成就の第一と言われるほど強力な修法である。その功徳力は余法に勝ると口伝されている。師伝により作法などが異なる場合があるが、そのような時は教えられたものに依られたい。本書が国家安穏、密教興隆、諸人快楽、諸願円満のための一助となることを願う。※売り上げの一部は各種慈善団体及び学術研究機関への寄付に充てさせて頂いております。 Read more

文章だけでは分からないという声にお応えし寛文九年に版本で出版された十八道印図をモノクロデータ化いたしました。 原本の状態に依存しているため、印図の線の太さや大きさなど揃ってはいません。 本書が皆様のお役に立てることを祈っております。 ※売り上げの一部は各種慈善団体および学術研究機関への寄付金に充てさせていただいております。 また版木が改められるなどにより時代により、印図に相違がある場合があることをご了承ください。 Read more

日本聖書協会発行の『聖書 新共同訳』（1987年）の旧約聖書続編です。同じ翻訳のKindle電子書籍に、旧約聖書、および新約聖書があります。新共同訳聖書の前身は「新約聖書 共同訳」（1978年）で、日本で初めてカトリック・プロテスタントの両派が共同で翻訳を行い、出版された聖書です。 Read more